MENU

IT学習の際の大切なマインド

ITを勉強し始めると起こりやすいのが、
「なにをどこまでやるか?」
「知らない単語が出てきて、調べているうちに最初のゴールを忘れている」
「わからなすぎて自分には向いていない・・・」

そんなことが発生します。

学習に迷っている方の参考になれば幸いです。

目次

IT学習の際にやらない方が良いこと

統合タスクから入らない

例えば、「自身のPCに仮想サーバーを立てて通信の勉強をする。」という目標を立てたとします。
まずWindowsには標準でHyper-V(仮想環境)が入っていたりしますが、
VirtualBoxやVMwareといったツールの違いを調べて時間が溶けてしまったり、
仮想環境を作るまでに、「この設定項目は何?」なんてことを調べていくと時間が溶けます。

もちろんがっつり業務で関わっている方については、時間がかかってもやった方が良いことはあります。

また、DNS設定、ポートフォワーディング、ARPなどなど挙げていったらきりがないですが、
知らない用語に阻まれて、都度都度混乱してしまうことが多くありました。

「用語ベース」で調べている

nameserver、ポートフォワーディング、社内DNS、AD連携とバラバラの用語を点で潰そうとしている。

用語は木の葉です。葉から幹に到達するまでにはかなりの時間がかかってしまいます。

幹(=パケットが端末を出てから戻るまでの一本の流れ)を先に通すと、葉は勝手に位置が決まります。
疑問に思った単語は全部「何かの幹の上」に乗っているのです。

完全理解してからをルールにしない

ITはご存知の通り、広すぎます。
広すぎてすぐに沼にハマります。

ネットワークは依存関係が続いていて、A を理解するのに B が要り、B を理解するのに Cが要る、という構造が普通にあります。一周目で完全理解は不可能です。50〜70%でいいから先に進み、いつか回収する前提に切り替えるようにしましょう。

IT学習でやるべきこと

まずは手を止めて、紙に「1本の流れ」を書く

ブラウザに google.com と入力 → Enter → ページが表示される

この流れを自分の持っている知識で書き出します。

  1. 名前解決(google.com → IPへの変換)が必要 → ここで DNS が登場する
  2. DNSはどこに聞く? → 端末の設定にある「参照先DNSサーバー」に聞く
  3. IPが分かったら、そのIPの ポート(443)へ TCP 接続
  4. パケットはデフォルトゲートウェイ(ルーター)を経て外へ出る
  5. 応答が逆順で返る

みたいな感じです。

ちょっと粗いですが、
一旦自分の知識の限り出した上で、

  • 参照先DNSにない場合はどこに聞く?
  • じゃあMACアドレスってどこで登場するんだっけ?
  • 今の会社内だとどういうセキュリティ設定が働く?

と一連の流れを説明するのに必要な知識が見えてきます。

流れの「どこの話か」だけ確認する

今まで逐一調べていた用語ですが、
用語の一つ一つの意味ではなくて、流れの中でどこに該当するかを意識してください。

先ほどの例で行くと、
nameserverはどこで登場するのでしょうか?そこを調べれば良いのです。

  1. 名前解決(google.com → IPへの変換)が必要 → ここで DNS が登場する
  2. DNSはどこに聞く? → 端末の設定にある「参照先DNSサーバー」に聞く
  3. IPが分かったら、そのIPの ポート(443)へ TCP 接続
  4. パケットはデフォルトゲートウェイ(ルーター)を経て外へ出る
  5. 応答が逆順で返る

すでにある仕組みを観察する


ipconfig /all → 自分のDNS参照先を見る
nslookup google.com → 名前解決の様子を見る
netstat → TCP/IP通信の状態を調べる

などネットワークの流れを確認する方法はあります。
実際にコマンドを打ってみて流れを確認し、
1枚の紙に流れを書き出してみることから始めてみましょう。

まとめ

学習の方向性、順番を決めずにはじめると、
時間だけが溶けて定着しなかったりと、デメリットだらけとなります。

せっかく学習するのであれば、
その学習をぜひイメージできるところまで持っていきましょう。

  1. 作る前に、1本の流れを紙に書く(幹を立てる)
  2. 用語は調べず、流れのどこに該当するかを確認
  3. 50〜70%で進む。完全理解は禁止
  4. コマンドを使って観察し、イメージに繋げる


私は、知らない単語がある→調べるを繰り返しましたが、
SESとして数年経っても聞かれてもパッと出てこない。
知らないことがあるとまた1から調べて疲弊するを繰り返してきました。

遠回りしてきたからこそ、
今では必ずイメージすることを大切にしています。

※あと正直、枝葉の箇所は即座に必要となるシーンはあまりないです。
むしろ大枠の通信の流れやDB、プログラム処理がわかっていればMTGや会話で窮するシーンは減ると思いますし、
「〇〇に近い感じですよね」と会話を続けることが可能です。

まずは是非、あなたの中のイメージ「幹」をしっかりと作り上げてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

SES(システムエンジニアリングサービス)としてIT業界へ。
現在はソリューション営業へのジョブチェンジに挑戦中。
「ITが広すぎてわからない」「基礎から理解できない」そんな経験をもとに、IT知識の言語化・理解の手助けとなる記事を発信しています。

コメント

コメントする

目次